重いバイクを1人で簡単にメンテナンススタンドにリフトアップする手順
大型で重いバイクを1人でメンテナンススタンドでリフトアップするのは
うっかり倒してしまいそうで怖いものです。
センタースタンドがあるバイクなら良いですが、
最近の車種はサイドスタンドしかついていないことが多いです。
しかし、怖いからといってリフトアップからのチャンクリを怠っていると
チェーンがオイル切れを起こしたり錆びたりと酷いことになります。
そこで、重いバイクを1人で簡単にメンテナンススタンドに載せるための
手順ログを残します。
◆用意するもの
・重いバイク
・高さ5cmくらいの木製ブロック(ホムセンのDIYコーナーで50~100円位)
・メンテナンススタンド(安いやつでOK)
◆手順
①ハンドルロックの後、前ブレーキを物理的にロック
②木製ブロックをサイドスタンドの下に敷く
これにより車体が垂直に近くなる
③メンテナンススタンドをセット
④車体の右側に立ち、左腕または左脚でリフトスタンドを押し下げつつ、右腕で車体を持ち上げるように力を加える
⑤小さな力で車体が持ち上がり1人でも簡単にリフトアップできる
⑥捗る
※メンテナンススタンドから下ろす際には
木製ブロックをサイドスタンドの下からどかせること。
◆説明
手順②で車体を垂直に近くしているのが最大のポイント。
普通にサイドスタンドだけで車体を支えている場合、
スイングアーム部分も傾いた状態になっており、
メンテナンススタンドを非常に引っ掛けにくく、
うまく引っ掛けられたとしても不安定となる。
車体を垂直に近づけることにより
メンテナンススタンドをスイングアームに引っ掛けやすくなり
安定度も増すため、あとはテコの原理で簡単にリフトアップできる。
これでお高いメンテナンススタンドを買わなくても良くなる。
以上。