5000円未満で低温調理機を自作
Anova ってあるじゃないですか。あの高いやつ。
生のようで生じゃない絶妙な加減の肉を作ることができる、
いわゆる低温調理機ってやつです。
前から欲しいなぁと思っていましたが高くて手が出ず。
そんなとき、低温調理機は自作できると見かけたので作ってみました。
必要なもの
タイマーとかがついていないシンプルなものを推奨
・サーモスタット
Amazonで一番安かったこれを使用
KKmoon 90?250V 10A デジタル温度コントローラ 熱電対 -50?110摂氏度 センサー 付き【並行輸入品】
- 出版社/メーカー: KKmoon
- メディア: その他
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・延長ケーブルx2
100均で購入
・電工ペンチ
ケーブルの被膜剥がし用。カッターナイフ等でも代用可
・ビニールテープ
被膜保護用
・入れ物
100均で購入 なくてもいい
トータルで5000円未満
作成手順
①延長ケーブルの1本を電源プラグの根本から、
もう1本は逆向きとのプラグ差込口の根本からカットする
②カットした延長ケーブルをさらに10cmほどカットし、中継用のケーブルを確保する
③サーモスタットのマニュアルの絵を参考にして2つの延長ケーブルを結線する。
※サーモスタットのAmazonのレビューにも色々と書いてくれてる人がいるので
そちらも参照。
④サーモスタットと延長ケーブル、温度センサーを結線する
これで心臓部は完成
⑤サーモスタットの電源プラグをコンセントに挿して初期設定する。
目標温度設定
Sボタンを短押し → △▽ボタンで目標温度を設定 → 今回は63℃を設定
温度変動幅設定
Sボタンを長押し → d モードを選択しSボタンを押す → 0.2を設定
動作確認
①スロークッカーに適当な量の水またはお湯を入れる
お湯を入れたほうが予備加温の時間が短くなるので時短できる
②温度センサーをクッカーの中に入れる
③調理したいものをクッカーの中へ入れる。
今回はお試しとして塩もみした豚肩ロースを真空パックしたものを投入
④スロークッカーの加熱モードを有効にする
⑤目標温度(63℃)に到達後、スロークッカーの電源が落ちる事を確認
⑥目標温度(63℃)を下回ったときにスロークッカーの電源が再投入されることを確認
⑦わくわくしながらまつ
結果
63℃ 2.5時間 火が通りつつ仄かなピンク色
おいしゅうございました
せっかく作ったので色々研究していきたいですね。
食あたりに気をつけつつ……