krsw’s WORK LOG

各作業のログ置き場

5000円未満で低温調理機を自作

Anova ってあるじゃないですか。あの高いやつ。

 

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生のようで生じゃない絶妙な加減の肉を作ることができる、

いわゆる低温調理機ってやつです。
前から欲しいなぁと思っていましたが高くて手が出ず。
そんなとき、低温調理機は自作できると見かけたので作ってみました。

 

必要なもの

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スロークッカー

 タイマーとかがついていないシンプルなものを推奨

ツインバード スロークッカー ブラウン EP-4717BR

ツインバード スロークッカー ブラウン EP-4717BR

 

 ・サーモスタット

 Amazonで一番安かったこれを使用

 ・延長ケーブルx2

 100均で購入

 ・電工ペンチ

 ケーブルの被膜剥がし用。カッターナイフ等でも代用可

 ・ビニールテープ

 被膜保護用

 ・入れ物

 100均で購入 なくてもいい

 

トータルで5000円未満


作成手順

①延長ケーブルの1本を電源プラグの根本から、

 もう1本は逆向きとのプラグ差込口の根本からカットする

②カットした延長ケーブルをさらに10cmほどカットし、中継用のケーブルを確保する

サーモスタットのマニュアルの絵を参考にして2つの延長ケーブルを結線する。

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サーモスタットのAmazonのレビューにも色々と書いてくれてる人がいるので

 そちらも参照。

サーモスタットと延長ケーブル、温度センサーを結線する

 これで心臓部は完成

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サーモスタットの電源プラグをコンセントに挿して初期設定する。

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 目標温度設定
  Sボタンを短押し → △▽ボタンで目標温度を設定 → 今回は63℃を設定
 温度変動幅設定
  Sボタンを長押し → d モードを選択しSボタンを押す → 0.2を設定

サーモスタットとスロークッカーを繋いで完成

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動作確認

スロークッカーに適当な量の水またはお湯を入れる
 お湯を入れたほうが予備加温の時間が短くなるので時短できる

②温度センサーをクッカーの中に入れる

③調理したいものをクッカーの中へ入れる。
 今回はお試しとして塩もみした豚肩ロースを真空パックしたものを投入

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スロークッカーの加熱モードを有効にする

⑤目標温度(63℃)に到達後、スロークッカーの電源が落ちる事を確認

⑥目標温度(63℃)を下回ったときにスロークッカーの電源が再投入されることを確認

⑦わくわくしながらまつ


結果
63℃ 2.5時間 火が通りつつ仄かなピンク色
おいしゅうございました

 

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 せっかく作ったので色々研究していきたいですね。

食あたりに気をつけつつ……